こんにちはしゃけです。
めっちゃギリギリですが、2度目の最終2桁を獲れたので記事にします。
変わった構築だと思いますが良ければ見ていってください!
【レンタルチーム】(7/7追記)
使いにくいと思いますが、うまくいくと楽しいのでよかったら使ってみてください。
【構築経緯】
・スカーフ壁ホウオウ+コスパ弱保ムゲンダイナの並びが奇襲性能が高く、対面もサイクルもできると考え、構築の軸としました。
S30でそれを軸として以下の構築を使用しました。
この構築で上振れて2桁チャレまでは来れましたが、
②崩しの手段が少ない
③上振れに依存しすぎている
と思ったので、カバザシオーガのような構築に出しやすく崩しにもなる眼鏡ミトム、サイクルにも詰めにも使いやすいオボンのろいナットレイ、サンダーイベルランドを対面から倒せるタスキゆきなだれマンムーを採用。
6月25日に開催された金字塔オフでは以下の構築を使用しました。
最終日前日まで使い、構築としてはまとまっているように見えていましたが、
①ポリ2をバドランド両方に対応させることが自分の力量では難しい
②もともと構築に刺さっているステロ等でマンムーが機能しなくなることが多い、また重い黒バドのストッパーにマンムーがなれない
そこで、選出択になりにくくサイクル対面両方でき重めのホウオウなどにそこそこ強いチョッキランドロス、特殊エースの対面処理とラッキー等受けポケモンの牽制ができる襷ゴチルゼルを採用。
以上で構築が完成した。
【コンセプト】
・サイクルと対面の両立
・最終的にはムゲンダイナで詰ませるか、後発ダイマで捲ることを意識する
【個体紹介】
ホウオウ@こだわりスカーフ
特性:再生力
陽気 183(12)-182(252)-115(36)-x-175(4)-149(204)
S:最速黒バド抜き
A:特化
H:一応3n
禁止伝説①。
サイクル、裏の補助、スイーパー、ダイマアタッカーなど器用なことが色々できます。
最初は両壁で使っていましたが、リフレクを打つより殴ったほうがいいみたいな場面が多かったため、ゼクロムへの打点となりザシオーガに一貫する地震を採用。リフレクよりは打ちましたが、どちらでもよかったと思います。
ザシアンとの関係性については聖なる炎+ワイボ反動で相打ちになるくらいの感覚です。ダイナのマジフレやミトムのボルチェンなどと合わせると飛びます。
軽い削りを入れてから巨獣斬にホウオウを後投げして上から聖なる炎を打つムーブが強かったです。後述するコスパダイナが剣舞ザシアンを苦手としているので、そこで少し補完が取れるようになっています。
調整についてはサイクルを軸とするなら火力を落として耐久に振るほうがいいかもしれませんが、単にスカーフを持ったアタッカーとして使うことのほうが多いこと、自分が以前火力のあるホウオウを使っていて気に入っていたことよりASで採用しました。
性能も見た目も禁止伝説の中では一番好きです。
ムゲンダイナ@弱点保険
特性:プレッシャー
臆病 241(204)-x-147(252)-166(4)-117(12)-170(36)
S:最速ガブリアス抜き
B:特化(鉢巻悪ウーラオス意識)
HD:珠サンダーのC-1ダイジェットを高乱数で受けられる程度
参考記事:
禁止伝説②。
詰め性能と崩し性能を兼ね備えためっちゃ強いポケモン。
詳しいことは元の記事に書いてありますが、ダイマをお互い切った後の制圧力が凄まじかったです。
ランドやポリ2、残飯でないヒードランとかを起点にしていてとても頼もしかったです。
このポケモンは麻痺が入ると格段に性能が落ちるため、麻痺を撒いてきそうなポケモンに対してはランドやミトムを挟むことでリスクを減らしました。
炎技についてはザシアンへの強い打点となる火炎放射と迷いますが、増えていたアシパ日食ネクロズマをナットレイの宿り木と合わせて見ることができる点を評価してマジカルフレイムを採用しました。
2シーズン使いましたが、もっと流行ってもいいと思うくらい強力なポケモンでした。
黒いヘドロやオボンの実と比べ耐久は格段に落ちますが、その分広い範囲の構築に出していくことができました。
選出率ダントツです。
ウォッシュロトム@こだわりメガネ
特性:浮遊
控えめ 157(252)-x-136(68)-154(116)-136(68)-107(4)
B:特化ザシアンのじゃれつく13/16耐え
D:特化カイオーガの珠潮吹き15/16耐え
参考記事:
耐久と火力と崩しを兼ね備えた、構築にいるだけでそれっぽく見えるポケモン。
とりあえず初手に置いて、一発耐えて何かをできるのが強かったです。
この構築は初手のランドロスを異常に呼び、火力のあるロトムを受けられない選出を相手がしていることも多く、ドロポンをブンブンしてるだけで勝った対戦も少なくありません。
原案では雷を採用していますが、
①初手のミトムオーガ対面は珠ダイマを切られることが多かったため、雷がなんか微妙になる
②黒バドレックスが構築で重い
③低速のポケモンを確実に詰めていくときの安定打がない
といった理由により悪波を採用しました。打つ場面はかなり多かったので、この構築においてはこの変更は正解だったと思います。黒バドに対して初手ダイマを仕掛けていくことも何度もありました。
ザシアンを倒せば裏で頑張れる選出の時にはザシアンに対しても初手ダイマをしていくことがありました。ダイストリーム2発で落とせます。
耐久が特別高いわけではないので、一度高火力技を受けると次になにも耐えないことが多いのですが、ホウオウの技の切り替え、ランドの威嚇を入れるなどのためにHPが少なくても取っておくことも多かったです。
原案にもありますが、トリックで早急に相手を崩すよりはボルチェンやドロポンをぶん回していくタイプのポケモンでした。ドロポンめっちゃ当ててくれて助かりました。
ナットレイ@オボンの実
特性:鉄のトゲ
のんき 181(252)-124(76)-167(4)-x-158(172)-22
A: ダイソウゲンで無振りカイオーガ確定
+1ジャイロボール+鉄のトゲでインファイト後のザシアンを確定
参考記事:
宿り木によるサイクルの補助だけでなく、低速積みエースともなれるポケモンです。
サンダーのいないザシオーガランド軸やゴチル入りの構築に選出しました。
特にゴチル入りにはとても強く、高確率で選出されるゴチルゼルに対しのろいを積み打ち勝っていくことができます。挑発型でもひたすら攻撃して眠っている間に宿り木のろいを打つことで打ち勝てますが、体感だと悪巧み型が多くHP管理がしやすかったです。
ホウオウの壁や火傷、ミトムのトリックなどと合わせることでさらに真価を発揮します。
出しどころが難しいですが、通った時は気持ちいいほど通ります。
また、元のナットレイの性能は大体持っているので、ナットレイ枠として選出します。
ランドロス@突撃チョッキ
特性:浮遊
意地 173(68)-216(252)-111(4)-x-101(4)-134(180)
A:特化
S:+1で準速ザシアン、最速ムゲンダイナ抜き
火力のあるチョッキランドロス。
ダイマ時の性能が高いので積極的にダイマを切りますが、ダイマを切らずとも威嚇+とんぼでサイクルを回せたりザシアンを地震で落とせたりしました。
ダイマを通していける範囲が広く、黒バドホウオウゼルネゼクロムレシラムダイナなど、多くの禁伝を倒しました。
ストーンエッジはよく外しましたが、ダイマ時の性能とサンダーへのごり押し性能を評価し変えませんでした。
この構築では技構成はこれで完結していると思います。
最終日に投入したポケモンですが、多くの試合で大活躍しました。表のMVPです。
特性:かげふみ
控えめ 177(252)-x-117(12)-127(4)-115(個体値0)-115(236) 最終日使ってたやつ
7/7補足
無邪気 177(252)-x-115-124(68)-115(個体値0)-119(188) 推奨(レンタルではこれ)
S…よくいる耐久ホウオウ抜き(一応身代わりの上から電磁波が打てる) C…余り
(最終日間違った調整のまま使っていました…)
サンダーバドをどうにかでき、やることが読まれにくく、受け回しを牽制できるポケモンがどこかにいないかな…と探していたところ、最終日ボックスに眠っていたこのポケモンを発見しました。ちなみにゴチルはこれしか持っていません。
従来のタスキ枠であったマンムーは初手に警戒されること、もともと構築に刺さっているステロが痛いこと、ダイマ黒バドどうにもできないことといった問題点がありました。
ゴチルゼルは最強技ミラーコートを覚えるため特殊アタッカーを返り討ちにすることができ、流行していたノーウェポンラッキーも挑発で完封できます。
実際、最終日にはカイオーガ、黒バド、ルナアーラ、ディアルガ、サンダー等多くの特殊ポケモンを倒しました。
ちなみに黒バド軸に対しては初手に出してはいけません。もしゴチルが初手で削れて裏から黒バドが出てきたときには何もできず3タテされるからです。
技構成はウェポンのサイキネ、受け回しに強くなる挑発、暇なときに打つ電磁波、コンセプトのミラーコートの4つです。サイキネはイカサマと選択だと思いますがDダウンで勝った試合もあるので最後までサイキネで使いました。どちらでもいいと思います。あと、何試合か電磁波のおかげで拾いました。
電磁波や挑発を上から打てる範囲を広げるためにSに多く振りました。
正直半分遊ぶつもりで2000位のロムで試したところ、うまくかみ合って最終2桁まで行くことができました。
一発芸でかみ合い要素の非常に強いポケモンですが、このポケモンなしでは最終日勝つことはできませんでした。裏のMVPです。
D0粘ったのにD加工補正かけていないの今気づきました。多分これで1戦落としてます
【構築解説】
この構築は地雷寄りのポケモンが多いですが、全員とも汎用性を大きく落としていないことに強みがあると思います(ゴチルは微妙かもだけど受けの抑制やノーウェポン耐性などを評価)。それぞれが本来の役割を保ちつつ見れる範囲を広げているので、対応範囲が広いです。
逆に弱い点としては、きついポケモンが露骨にきつく、対面の噛み合いが大きくなってしまうというのがあります。黒バドとイベルとサンダーは誰も受かっていませんし、それらと対面でダイマを切り合っても勝てるポケモンがほぼいません。
サンダーに関しては初手ホウオウで壁を貼ったのちダイナバックでダイマを枯らせます。
今期はこの軸で150戦ほど4桁をさまよっており、最後相手の選出や行動が見えてきて勝てるようになったという感じです。きついポケモンの処理をゴチルに無理やり任せ、相手の選出を読みやすくするために最終日に構築の大きな変更は行いませんでした。
主にはダイマを切らせダイナで詰ませることを意識して対戦します。ホウオウランドの火力があるため相手は強引にダイマを切らなきゃいけない、という場面が多かったです。
ダイナやナットで積んでいないとランドが重いので、初手にミトムを置くことが多かったです。
【選出】多めってだけで違うことも多くあります
軸→ @1
ミトムで初手様子見して、ダイナで詰めることを意識します。有利。
軸→ @2
ミトムで頑張ります。せいぜい応援してます。選出次第ではゴチルで気持ちよくなれます。
軸→ @1
ランドを通していくルートを想定します。@1はダイナ多め
軸→ @1
ホウオウの魔力を使ってなんとかダイマを枯らします。きついです。
軸→ @2(ナットレイ多め)
ダイマを枯らして頑張ります。枯らすのが大変なんですけどね
軸→ @2(ナットレイ多め)
サイクルでちょいちょい削って後からランドを通すイメージ
ゴチルはピンと来た時に。
【きついポケモン】
・黒バド 誰も引けない。ミトムで初手に合わせてダイマかゴチルでチャキーンかランドでゴリ押す。
・イベルタル 誰も引けないどうごまかしてもきついものはきつい。ダイマを枯らしてダイナで頑張る。
・ムゲンダイナ 誰も引けない。ランドで頑張って倒すかゴチルでチャキーンする
・サンダー 誰も引けない。ホウオウで上から壁貼るかランドでダイマ切りあうかゴチルでチャキーンかダイマ切れた後にダイナで頑張る
【結果】
TN魔法電車 最終974位 レート1807
TNキライちゃん 最終94位 レート1972
【最後に】
見ての通りきついポケモンが本当にきつく、完成度の高い構築ではありません。なかなか低いです。ですがこの軸の構築を2か月使ってきたのでなんとかそれでごまかせていた感じがあります。いろいろな構築を使うのも楽しいですが、自分の手になじむ構築を長く使うのも楽しいですね。
あと最終日はめちゃくちゃ上振れました。上振れたうえに、ダイナが下振れをあまり引かなかったのが大きいです。試行回数を減らす上でも弱点保険は強いですが、それでもやはりどうしても被弾は多いです。これは運に助けられたことは間違いないです。
最終日は350位と2000位からのスタートでした。ゴチルを急に投入するのが怖かったので2000位のロムで試していたところ、流れが来て最終2桁までくることができました。逆に350位のロムは最後全然勝てずに終わりました。中国語ロム初めて使うし結果出したかったけどダメでした;;
なにはともあれ、2度目の最終2桁めちゃくちゃ嬉しいです。正直自分は特定のポケモンが明らかに強い環境が好きではなく、禁止伝説環境は苦手で好きではありません。ちなみにメガシンカを好きじゃないです。その中でも自分の好きなポケモンを見つけて戦うことができて本当によかったです。環境が苦しくてもポケモン対戦は楽しいです。めっちゃ不機嫌になることもあるけど。
剣盾をこれからどのくらいちゃんとやるかわかりませんが、対戦が嫌いにならないように程よくやっていきたいと思います。
あと、次こそはちゃんと自信のある構築を作って結果を出したいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
【Special Thanks】
深夜にレジで寝ていたローソンの店員
【TN由来】