S25最終53位使用構築「日本のウミウシ」

こんにちは。あけましておめでとうございます。

初めての最終2桁がとれたので、記念として記事にしたいと思います。


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※現在レンタル非公開ですが、連絡くれれば差し上げます

 

 

○構築経緯

①以前から興味があったが上手に使えなかったホウオウを使いたいと思い、禁止伝説枠とした。ダイマックスを切ったときの打ち合い性能とサイクル性能を考慮し、HA振りの厚底ブーツ持ちを使用することに決めた。

②ホウオウと受けの補完がよいHBナットレイを採用。

カイオーガへの受け先として安定し、またウーラオスに多少ごまかしが利く枠としてHBトリトドンを採用。

④ここまででサンダーが比較的重く、ステルスロックにより相手のサイクルを制限したかったためHSウツロイドを採用。

⑤崩し枠のなさと足の遅さが気になったため、両刀珠フェローチェ採用。

⑥重いランドロスカイリュー、ドラパルトに後出しからストッパーの役割を持つことができ、霊の一貫を切れる枠としてHBトレースポリ2を採用。

 

以上で構築が完成した。

 

○個体紹介

・ホウオウ@厚底ブーツ

特性:再生力

技構成:聖なる炎/ブレイブバード/じしん/自己再生

調整:207(204)-200(252)-113(20)-*-175(4)-114(28)

 

A...相手に負荷をかけたいため特化

H…16n-1、できるだけ高く

S…準速61族(バンギラステッカグヤ)抜き、+1で最速ウツロイド抜き

B、H…余り

 

 

禁止伝説枠。

火力と耐久を兼ね備え、やけどしない物理アタッカー。

ダイマックスを切ったときの性能は凄まじく、他の2体を犠牲にして相手のダイマターンを枯らした後にホウオウでダイマを切って3タテする、ということも少なくなかった。

もちろん聖なる炎の上振れ要素も強く、ドサイドンバンギラスランドロスといったポケモンの安易な後出しを許さなかった。またその副産物として、ホウオウを止めるポケモンが初手に出てきやすく、初手予想をしやすいというのも役立った。

 

厚底ブーツを持っていることで多くの構築に選出でき、他の持ち物を持たせてアドを取るよりも使いやすいように感じた。

 

ちなみにこの調整だと珠エースバーンに打ち合い勝てる。

 

 

 

トリトドン@オボンのみ

特性:よびみず

技構成:ねっとう/あくび/ミラーコート/自己再生

調整:218(252)-*-132(252)-112-103(4)-59

HB特化

 

自慢のコンペ菱形西トリトドン

積んでなければ大体の攻撃を一発は耐えるため、雑なクッションとして使用することが多かった。

持ち物はクッション役としての機能を高めるためにオボンのみを採用。適当に持たせたが役立つ場面は多かった。

技構成は諸説あるが、起点回避ができるあくびとオーガサンダーの処理に有効なミラーコートを採用。これはもっと吟味ができると思う。

 

大好きなポケモンが活躍するポケモンは楽しい。

 

 

 

ナットレイ@食べ残し

特性:てつのトゲ

ジャイロボール/ボディプレス/鉄壁/宿り木の種

調整:181(252)-114-201(252)-*-137(4)-23(S個体値2)

HB特化

 

構築のMVP。

ダイマックスを切った後の詰め筋としての性能が高く、最終日このポケモンで3タテすることもたくさんあった。

ホウオウが苦手とするバンギドリュ等の物理アタッカーに強く、また火力の低いカプレヒレ等の特殊ポケモンであればタイプ受けが可能。

最終2桁を確定させた最後の試合では相手の攻撃をHP1を残して耐えて叫んだ。

 

最高のポケモン

 

 

 

ウツロイド@黒いヘドロ

特性:ビーストブースト(S上昇)

技構成:パワージェム/アシッドボム/マジカルシャイン/ステルスロック

調整:215(244)-*-67-147-153(12)-170(252)

最速、H奇数でできるだけ高く、D残り

 

☆ダメージ目安

特化珠サンダーのダイジェット+ライジングボルト媒体ダイサンダーをヘドロ回復込み高乱数耐え

陽気悪ウーラオスの暗黒強打最高乱数切り耐え

意地悪ウーラオスの暗黒強打が68.8%の乱数一発

 

パワージェムがD↓2のH252D4振りドヒドイデに52.2~61.8%

ダイフェアリーがD4振り水ウーラオス確定一発

 

 

主にサンダーに対するクッションとして採用。

ステルスロックをまくことでサンダーの交代回数を制限させたり、裏のホウオウやフェローチェ等の抜き性能を高めたりするのが強かった。

 

またマジカルシャインを持っているため、単体でウーラサンダーを崩すことが勝ち筋としてあるのも強かった。

 

構築単位で対処の難しい尻尾トリックレヒレに対して黒いヘドロと交換させ、レヒレの行動回数を制限するような使い方もできた。

 

この枠はバンギラスと迷うところであるが、サンダー対面でボルチェンで逃げられてしまったり構築で重い水ウーラオスに無力である点からウツロイドを採用した。

 

 

 

フェローチェ@いのちのたま

特性:ビーストブースト(C上昇)

技構成:インファイト/むしのさざめき/冷凍ビーム/エレキネット

調整:146-158(4)-57-207(252)-51-203(252)

C特化、準速

 

☆ダメージ目安

ダイサンダーでH252テッカグヤが37.5%の乱数一発(ステルスロック込みで確定)

ダイサンダーでH252D4ドヒドイデを25.0%の乱数一発(ステルスロック込みで確定)

C+1ダイアイスでダイマ無振りサンダーを確定一発

ステルスロック込みC+1ダイアイスでダイマ無振りイベルタル確定一発

 

えがかさんの前期の構築を参考にしました。

【剣盾S24使用構築】鳳凰サイクル【最終30位】 - とあるVtuberオタクのポケモン日記

 

構築に足りない速い崩し枠として採用。

苦手構築に対し初手ダイマを仕掛けたり、ステルスロックをまいた後に抜いていったりできて強かった。初手ダイマックスが切りにくい相手に対しては素引きしたりエレキネットで切って裏のホウオウの起点にしたりなど、柔軟な動きができた。

 

両刀にすることでラッキーにも打点を持て、広い技範囲で相手のサイクルを崩壊することができる。

またむしのさざめきの身代わり貫通が地味に偉かった。

 

ビーストブーストで何を上昇させるかは迷うところだが、攻撃方面の乱数がかなりずれるため今回はC上昇で採用した。

構築に低速が多いからかスカーフ持ちが選出されることが体感比較的少なく、結果的にではあるがこれでよかったかと思う。

 

 

 

ポリゴン2@しんかのきせき

特性:トレース

技構成:冷凍ビーム/イカサマ/電磁波/自己再生

調整:191(244)-*-156(252)-125-117(12)-80

H奇数、B特化、余りD

 

ランドロスカイリュー等を流せ、霊の一貫を切る枠として採用。

最後に入ってきた枠だが、数値が高く、電磁波によるサポートも行えるため最終日の選出率は高めだった。

 

○選出

この選出が多かったというだけで、相手の構築に合わせて柔軟に選出した。

 

・ザシアン軸 取り巻き次第

ホウオウ+ナットレイ@1

ザシアンに対してはこの2体のどちらかで見れることが多いので型を見ながら対応した。

ワイルドボルト+インファイト持ちはほぼ切ってます。

 

カイオーガ軸 有利

トリトドン+ホウオウ+@1

トリトドンカイオーガにめっぽう強いためほぼ確定で選出した。

裏によくいるサンダーナットはミラーコートやホウオウで見ることが多かった。

 

イベルタル軸 微不利

ホウオウ+ウツロナットフェロから2体

ウツロナットで雑にダイマを枯らしホウオウを通すパターンか様子を見てフェロで抜いていくパターンが多かった。

 

・日食ネクロズマ軸 有利

ホウオウ+ナットレイ+@1

物理型でも特殊型でもこの2体で大体見れた。

 

・黒バドレックス軸 微有利

ホウオウ+ポリゴン2+@1

黒バドレックスより取り巻きがきつかった。

 

・ジガルデ軸 五分五分

フェロ+ホウオウ+ナットポリ2から1体

フェロで強引に取り巻きのレヒレカグヤ等を崩してナットポリで詰めることが多かった。

相手の麻痺を遮断する手段がなく、鈍足が多いため麻痺が普通に重い。

 

・ホウオウ軸 微有利

ホウオウ+ポリゴン2+@1

ポリ2でサポートをしてホウオウを通すことが多かった。

 

・ムゲンダイナ軸 不利

フェロ+ホウオウ+@1

型により処理が変わり、コスパ型ならウツロでちまちまか積まれる前にフェロでダイマ、アタッカーならホウオウで処理してました。

最終日はスカーフを切ってフェロで初手ダイマをすることが何回かありました。スカーフで数回負けました。

 

 

○重いポケモン

・ウーラオス

フェロやホウオウで強引に倒しますが、致命傷で済みます。後出しはきつい。

 

・エースバーン

ホウオウでダイマを合わせないときつい。対面からならポリ2で麻痺を入れたりトドンで流せたりするが、後出しはきつい。

 

カプ・レヒレ

1撃で倒せないため、なんかされる。

 

マリルリ

本当に無理

 

どれもたくさんいて大変だった。

 

○結果

TN かぜねこ

最終53位 レート2022f:id:oshapoke:20220101235833j:image

 

TN Anshin Mates

最高レート2003 最終レート1916 257位
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○感想

 ずっと目指していた最終2桁、本当に本当に嬉しいです!!!

 構築の見た目がめちゃくちゃ好きで、一番好きなポケモンであるトリトドンや見た目が好きなホウオウ、7世代から使いなじみのあるナットレイなど好きなポケモンがたくさん入っていて自分好みです。

 

 自分と普段仲良くしてくれる人はポケモンが強い人が本当に多く、自分だけ弱いことが本当にコンプレックスだったためやっと結果が出せてよかったです。

 

 構築の見た目は好きですが完成度的にはめちゃくちゃ満足しているわけではなく、きついポケモンに対してかなり強引なプレイングをすることが多かったのでまだまだだと思いました。またこのホウオウ軸は前期中盤以降ずっと組み替えながら使っていたので、多少練度が高くなったのも功を奏したのかと思います。

 

 前期は最終日に2romとも100位台からスタートできたのが良かったと思います。今までは良くても300位台1romとかからのスタートでしたが、朝まで潜り切ると体力が持たず後半はいつも全然集中できていませんでした。前日までにちゃんと上げておくことは本当に大事だと再確認しました。

 あと上振れもたくさん引き、最終日の流れも良かったので、当たり前ですが運の要素も大事だと思いました。

 

スペシャルサンクス

ホウオウを貸してくださった方々

構築にアドバイスをくれたシグマさん、8luくん、もかんにき

最終日励ましの言葉をかけてくださった皆様

 

ありがとうございました。

 

 

以上です!

誤字脱字や質問等ありましたらTwitter @oshapoke までよろしくお願いします。